
アメリカ駐在ってハードル高そうだけど、やっぱり憧れる!
せっかく海外駐在するなら、アメリカに住んでみたい!って人は多いのではないでしょうか。
アメリカ駐在は、海外駐在員も駐在妻も憧れの的です。
僕自身も、アメリカに駐在していましたが、間違いなくアメリカ駐在はおすすめです。
海外駐在員のスキルアップももちろんですが、帯同する家族にもメリットが多い国です。
今後アメリカを目指す人、アメリカ駐在を躊躇っている人へ、是非この記事を読んで頂ければと幸いです。
この記事の執筆者
20代後半でアメリカへ初海外駐在。
英語はTOEIC400点台だったが、帰任後は800点までUP。
▼英語が不安な方への関連記事:海外駐在前はオンライン英会話だけでOK、駐在員に本当に必要な英語力と勉強法

まずは参考に、日本人大学生の海外留学者は皆どこの国に行っているのでしょうか。
<ランキング上位TOP5>
- アメリカ
- オーストラリア
- カナダ
- 韓国
- イギリス
やっぱり、これを見ても、英語圏が強いですね。
やっぱり学生の留学目的は、英語力向上がメインになっているため、このような留学先が多いのでしょうね。
将来は海外で活躍したい、グローバルな人脈を作りたい、就職に有利ってなところでしょうか。
これはサラリーマンも同様で、英語を上達させたい、将来の転職を優位にしたいという人にも当てはまります。
アメリカ駐在のメリット①ネイティブ英語が身につく

留学生と一緒で、せっかく駐在するなら、英語力を伸ばす最高のチャンス。
逆に言うと、駐在していたのに英語喋れないで帰任したら、周りからどんな目で見られるか。。恐ろしいですね。
そんなことにならないように、しっかり英語を身につけましょう。
英語が母国語のアメリカやイギリスなどは、非常にきれいな発音をしてくれます。
もちろん、アジア各国でも現地スタッフとは英語で会話する機会も多いでしょうが、
やはりお互い第2言語ということもあり、お互いの発音精度が落ちますし、理解度も落ちます。
少しハードルが高いかもしれませんが、初めての駐在だからこそ、英語圏でキチッリ基礎を叩き込むのが良いです。
変な癖もつきませんからね。
一緒に帯同する子供達も、綺麗な発音の英語を習得できる点でも、良いですね。

わしも帰国子女で英語がペラペラな子に生まれ変わりたかったぞ!
▼英語に不安を感じている人はオンライン英会話だけはやっておこう!
アメリカ駐在員の一番のハードルは英語です。ネイティブの発音に慣れるまでに3ヶ月はかかります。
外国人と話したことがなくて、会話するのが怖くありませんか?
まずはオンライン英会話で、外国人と話すことになれることが重要です。
アメリカ駐在のメリット②子供も楽しめる有名な観光地が多い

アメリカならびに北中米には様々な有名観光スポットが散在しています。
代表的なものを見てみましょう。
- ニューヨーク(自由の女神、エンパイア・ステーツ・ビル、タイムズスクエア他)
- ラスベガス(ホテル、ショー、カジノ)
- ロサンゼルス(サンタモニカ、ハリウッド、ベニスビーチ、グリフィス天文台他)
- フロリダ(ディズニーワールド、ユニバーサルオーランド、マイアミビーチ、ケネディ宇宙センター他)
- ナイアガラの滝(ニューヨーク側、カナダ側)
- カンクン(メキシコカリブ海リゾート)
ヨーロッパに比べると、歴史の浅さはありますが、家族が行って楽しめるところも多く、記念に残ります。

わしもたくさん観光地を訪問したが、どれも本当に思い出に残る名所だったぞ!
アメリカ駐在のメリット③住環境が良い

アメリカの家は広いし大きいのが主流で、庭も面積も大きいですので、家族で過ごしには快適です。
(一人暮らしだと大きすぎます。。)
僕は北の方に駐在していましたので、冬場は雪も多いことから、ガレッジ付きの家ばっかり。
週末は家族や仲間うちで自宅でBBQをしたりして、過ごしていました。
小動物もたくさんいて、夏にはウサギやリスなども庭を駆け回っています。

家や庭でかくれんぼをしても、なかなか見つからないぞ!
アメリカ駐在のメリット④遊びの誘惑が少ない=家族と向き合える環境

東南アジアみたいに歓楽街で飲んで遊んでみたいなところはほぼありませんので、
家族と向き合える環境が整っています。
例えば出張者が来ると、駐在員は仕事のみならず仕事終わりもサポートが必要で、深夜まで接待。
なんてことも多いのではないでしょうか。
東南アジアへの駐在なんて天国じゃん!?って思っている人が大半かもしれませんが、
僕からすれば、公私混同が激しく、プライベートの時間がない国という印象です。
それに比べて、アメリカはじっくり腰を据えて仕事にも打ち込めますし、家族と過ごす時間を確保しやすいという点でも、小さい子供を抱える家族帯同の駐在員には良い点です。

もちろん東南アジアにも魅力がたくさんあるぞ!わしも彼らの国民性は大好きじゃ!
アメリカ駐在のメリット⑤日本人の駐在員同士で家族ぐるみの付き合いができる

まずは海外に日本人がどれだけいるか見てみましょう。
外務省の令和2年の海外在留邦人の人数は約135万人。
国別にみると、アメリカが43万人で1位、中国が11万人で2位
つまり、海外にいる日本人の約3人に1人はアメリカです。
そのため、駐在する都市に日本人コミュニティーが存在しており、日本人仲間がすぐにできます。
一緒に帯同する奥さんも、駐在妻同士で意気投合して、毎日の予定を入れて忙しく遊んでいるイメージがあります。
人数が多ければ、必然的に子供も多いので、同世代の友達も作りやすいのも利点ですね。
アメリカ駐在のメリット⑥メジャーなスポーツ観戦ができる

アメリカではたくさんの種類のスポーツが盛んで、年中楽しめます。
- メジャーリーグベースボール(4月~10月)
- バスケット(10月~4月)
- アイスホッケー(10月~4月)
- アメリカンフットボール(9月~2月)
- ゴルフ(全米オープン開催地)(6月中旬)
- テニス(全米オープン開催地)(8月末から2週間)
カレッジスポーツも盛んで、大学生の試合にも大盛り上がりします。

日本人の有名選手と出会える機会も多く、サインや触れ合う機会も多いぞ!
アメリカ駐在のメリット⑦なんだかんだアメリカってネームバリューがある

アメリカに住んでいたって聞くと、かっこいいなーって思ったりしません?
アメリカ駐在=分かりやすい自慢なんですよ。結構羨ましがられること多いですよ。
これは日本だけではないですね、今僕が駐在しているブラジルでも、アメリカで仕事をしたことがあるってだけで、一目置かれるんです。箔がつくというか。
それだけアメリカには世界を動かす力があるんですね。
もちろん、アメリカならではのデメリットもありますので、きっちりご紹介しましょう。
アメリカ駐在のデメリット①食事が合わない、カロリーが高い

僕自身もそうでしたが、周りのアメリカの駐在員、駐在家族を見ても、太る日本人が多いです。
しっかり体重管理やカロリー計算ができる人のみ、日本の体重を維持できていました。
それはさすがファストフード発祥の地、アメリカ。
どこに行っても、ハンバーガー、ポテト、ピザ、ホットドッグやサンドイッチだらけ。飲み物だって、ファストフードに行けば、飲み放題、入れ放題が当たり前。

こういう環境の中だと、なかなか自制心を保つのは難しいんじゃ!
アメリカ駐在のデメリット②厳しい冬の寒さ

例えば、世界の中心、ニューヨークの緯度ってどのあたりか知っていますか?
北緯40度ですので、日本でいうと岩手県や秋田県の位置です。
そのため、冬の厳しさは激しく、12月、1月はマイナス15℃にもなります。
あまりにも寒い時は、あのナイアガラの滝も凍ってしまうというのですから、恐ろしい。
アメリカといっても広いので、南の方のカリフォルニア、フロリア、マイアミなんかはいい気候でしょうけど、
北の方の冬は本当に厳しいですので、覚悟が必要です。
ただし、夏の気候は北海道を凌ぐレベルで良く、夜は9時あたりまで明るい州もありますので、
どこの州によって全然異なります。

冬の間は、何かあった時のために、車に毛布などの暖をとれる備えが必要じゃ!
アメリカ駐在のデメリット③時差、サマータイムがある

アメリカの4つのタイムゾーンがあり、14~17時間の時差があります。
また、サマータイムになると1時間ずれますので、13~16時間の時差になります。
※注意 アラスカ州、ハワイ州を除く
そのため、日本の親と電話したり、友達と会話したり、打ち合わせしたりするのは、
どうしても早朝や夜になることが多く、時間調整が難しくなります。
また、日本と往復するたびに時差ボケを経験することになります。
僕自身も時差ボケには弱く、夜中にすぐ起きてしまいますし、内臓などの体内がアジャストするにはやっぱり1週間はかかります。
サマータイムもたかが1時間と思いますが、皆さん明日から1時間早く起きて出社。と言われたらどうですか?
習慣を変えるって思った以上に大変で、僕はサマータイムですら苦手でした。
以上、メリット、デメリットを整理してみました。