
ブラジルのアマゾン川ってどんなところだろ?
ワニとかピラニアとかたくさんいて、怖いなー
今回は、僕がアマゾン川へ冒険してきた体験をもとに、アマゾンの紹介をします。
まるで、太古の昔を感じるような神秘あふれる場所でした。
それでは、大秘境アマゾンの旅にお連れいたしましょう。
本日のコンテンツ

アマゾン熱帯雨林は非常に広大で、“地球の肺“と形容されたりします。
所説あるようですが、地球の酸素の20%を生産しているという記事もあるくらいです。
実際には熱帯雨林の中に、1100を超える支流があり、一番大きな川がアマゾン川です。
観光スポットの前に、主な持ち物を紹介します。
ジャングルに行くならば、それ相応の用意をしていきましょう。
・カッパ、長袖、長ズボン、靴、虫よけ、帽子 →ジャングル探検 |
・水着、サンダル →イルカを触る |
・懐中電灯 →ワニ探し |
・酔い止め →ボート酔い |
・暇つぶし(本とか) →ロッジは電波が入りません |
・間食 →ロッジにはお菓子とかありません |

まず初めに、訪問したいのは、この合流地点。
マナウスからボートで数十分のところにあるネグロ川と、ソリモエンス川との合流地点。
ん?アマゾン川はどこいった??
上流からブラジルに流れ込んできたアマゾン川はソリモエンス川と呼ばれて、その後ネグロ川と合流した時点からまたアマゾン川と呼ばれます。
見てもらうとわかりますが、黒い川と茶色の濁った川がくっきりと分かれています。
黒い方がネグロ川、茶色はソリモエンス川となっています。
ブラジル:アマゾン川(ネグロ川)が黒い理由
ガイドさんから教えてもらったのは、タンニンが水に溶け出ているから黒いとのこと。
雨季になると、川の水量が増え、河川沿いの木だけではなく、大きな森も水に浸ります。
その沈んだ植物から染み出るタンニンによって、川が黒くなります。

アマゾン川が黒いのは、紙パックで麦茶や紅茶を作るイメージと一緒じゃ!
そのタンニンによって、水は酸性になることから、蚊やボウフラが発生しにくいようで、実際に僕が訪問した際にも蚊を見ることはありませんでした。
その酸性のために、アマゾンならではの特殊な種類の魚が生存しているようです。
ちなみに、Amazon.comもアマゾン川が由来の一つであり、世界最大の河川のように、世界最大のオンラインストアにするという意気込みから命名されたようです。
ブラジルでもうひとつ有名な事前系観光スポットはイグアスの滝です。
関連記事に、旅行記を執筆していますので、参考にしてください。


ジャングルの道中、まずは再生雨林の茂みに囲われ、その後さらに背丈の高い天然雨林に入り込みました。
ん?再生雨林??
実はこのアマゾンの熱帯雨林では、火災や森林伐採等によって消失しているのが世界的にも問題になっているのです。
そのために、森林保全活動に取り組んでいます。
ジャングル探検は、原住民が生活する知恵を学ぶことができます。
木から抽出できるロウ、天然ゴムや、漢方としてのお薬になる葉っぱなどを探すことができます。
また、ジャングルにはとっても危険なアリが生息しています。
その名もディノハリアリ。世界最大のアリで体長は2~3センチほど。

熱帯雨林の木の根元に巣を構えており、ガイドさんがナイフで木を擦ったら、
わんさか木の根っこからあふれ出てきました。
そのアリに噛まれると、最悪死んでしまうケースもあるようなので、気をつけましょう。

わしは、くるぶしソックスでジャングル探検してしまい、足を違う種類のアリにかまれたぞ。
幸い1週間程度で痛み・かゆみは消えましたが、気を付けるのじゃぞ!

アマゾンらしいアクティビティNO1はこれですね。ピラニア釣り。
皆さん、ピラニアはなんの餌で釣るのでしょうか?
はい、そうです。生肉です。
ピラニアを釣る際には、餌を垂らす前に、まずは竿で水面をバシバシ叩きましょう。
その音で、ピラニアは興奮状態になり、獲物に食らいついていきます。
また、ピラニアは血液にも敏感に反応しますので、出血状態でバシャバシャ水遊びをするのは最悪な状態になりますので、お気をつけてください。
また、ピラニア以外にも怖い生き物はデンキウナギ、エイなども有名ですが、僕自身が一番恐ろしいと思ったのは、カンディルという小さな魚。
10センチほどの小さな魚ですが、この魚、自分よりも大きな魚の体内に入り込み、体の中から食べたり、集団で体の外から襲い掛かるようです。
人の体内にも侵入する可能性があるようで、ちょっと川に入るのは怖いですよね。
話はピラニアに戻って、ピラニアは揚げて食べると、結構美味です。
骨せんべいみたいに、ボリボリ触感。

アマゾン川の水上レストランで、ビール片手に揚げたプラニアは最高じゃったぞ!

川で日の出、日の入りを拝むって聞いても、なんだかピンときませんよね。
これが、絶景。雨季の水量が増した時のクルージングは最高の景色です。
黒い川で水面も穏やかのため、川が鏡張りのように景色が上下逆さになります。
こちらもボートでクルーズしながら、生き物を探すアクティビティです。
野生の生き物を大自然の中から探しだします。
特に面白かったのは、野生の猿に遭遇しました。
大量の猿が餌をもらえないかとボートに近寄ってくるのです。
多分、何回もガイドさんが餌付けしているので、覚えて近寄ってきているのでしょうが、
可愛いお猿さん達が群がってくる姿は可愛かった。

ここからは、ツアーや宿泊するジャングルロッジによって、様々なオプションがありますので、紹介します。
原住民コミュニティー散策
カヌーに乗って、原住民の家を訪問。文化や暮らし、伝統も一緒に学べます。
もちろん本当の原住民ではありませんよ。本当の原住民は、人を襲ったりするといううわさも聞きます。
日没後のワニ探索
ワニの目って、夜行性なので、ライトを照らすと光ります。
そのため、日没後、浅瀬のところで懐中電灯をボートから照らすと、びっくりするほどの光の反射があります。実はこれ全部ワニなんです。
ワニは水中にいる間は、目の上の膜で保護します、それがライトで照らすと反射する仕組みになっています。
ピンクイルカに出会う
ボートで川をクルーズしていると、時々このピンクのイルカに出会います。
正しい名称は、アマゾンカワイルカと呼ばれています。
ピンク色になっているのは傷のようです。傷がどんどんつくと、ピンク色になるのだとか。
ピンクイルカと触れあえるアクティビティもあり、イルカと触れ合えます。

アマゾンへの玄関は、マナウス空港になりますので、マナウス市街で一泊するのであれば、
アマゾナス劇場に訪れてみてはどうでしょうか。
1896年に、ゴム産業の好景気に後押しされて、旧市街に劇場を立てました。
建築物資はすべてヨーロッパからの輸入で作られています。
椅子の下には、小さな穴があり、その下の階に子供達がエアコンの代わりに風を送っていたとか。
歴史を感じる施設でした。