
海外駐在員ってたくさんお金貰ってそうだけど、給与や年収はいくらなの?
海外駐在は憧れの一つではないでしょうか。
一昔前だと、数年間駐在して帰任すれば、「家一軒建つ」なんて言われていました。
条件が揃えば、今のご時世でも不可能ではないでしょう!
今回はそんな夢のある海外駐在のお金事情について紹介していきます。
この記事では、2度目の海外赴任中に、自分の家を購入することができた僕が執筆しています。
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ズバリ、日本の年収の1.5倍程度が相場でしょう。
日本で700万円の人だったら、1000万円を超える年収になるでしょう。
700万円の人が日本で勤続していたら、何年後に1000万円プレーヤーになれるのでしょうか。
もしかしたら、10年かかってしまうかもしれません。

あれ??けど、思った以上に少ないね。これでは家は建たないよ。
そうです。これはあくまで年収の話。

実際の駐在員のお金事情を詳しく見ていくぞ!年収ではわからないメリットがあるのじゃ!

駐在員のメリットは給与が高くなるだけではなく、支出の抑制にもあります。
会社側が様々な福利厚生を準備しており、現地での暮らしをサポートしてくれています。
まずは、このグラフをもとに1つずつ説明していきましょう。

①国内給与・②海外給与
一般的に、海外駐在員であっても、国内分の給与は日本の口座に支払われます。
ただし、残業などもありませんので、目減りするのは仕方ありません。
その分、海外での現地給与は海外現地口座にて支払われますので、総額は上がります。
会社によっては、国内給与、海外給与の算定方法は違いますので、自分の会社の規定に沿った支給額が算出されます。

任期中は、一回も日本の口座に手をつけなかったというケースも多いぞ!
つまり、国内分給与はまるまる貯金できるのだ!
③海外勤務手当
海外勤務手当とは、海外で勤務する場合の手当です。
海外で働くという不便さ、大変さを手当してくれます。
一般的には、日本の給与口座に支払われることが多いでしょう。
こちらも会社によって規定が変わりますが、5万~10万円くらいはあるでしょう。
給与水準が高い会社はもっと多いこともあります。
④ハードシップ手当
これは駐在する国によって、手当の有無が変わります。
その国の衛生事情、治安事情に応じて、支給額を変えている会社が多く、国によって5~10万円/月はもらえるところが多いでしょう。
⑤その他手当
こちらも、会社によって様々な手当があるでしょう。
特に一番大きいのは、国内に家族を残留させる場合は、別居手当がもらえるでしょう。
国内で残留している家族の生計費用です。

別居手当だけでも結構もらえるはず。
世帯所得で考えれば、家族を日本に残すのが一番良いかもしれんぞ!
⑥海外住宅補助
これも、会社の事情で駐在している手前、海外の住宅費用は会社が負担してくれるでしょう。
国内の場合は、会社によって規定額の住宅補助が出るでしょうが、すべて払ってくれませんので、その分の支出を抑えることができます。
⑦その他実費費用
これも会社の実費負担もしくは、会社の社有車を使うため、一切の支出はありません。
会社によって規定は違いますが、少なからず負担してくれるケースが多いです
これも同様、会社によって負担してくれます。
現地で車を運転できない代わりの交通費を負担してくれます。

会社によって様々な福利厚生もあるぞ。自分の会社の規定をしっかり確認しよう!
⑧赴任準備金
これはグラフ上には記載していませんが、引っ越しに伴う家具や様々な購入費の補填として、一括で支給される会社が多いです。
日本→海外のみではなく、海外から帰任するときにも出るところもあるようです。
こちらも会社の規定によってはバラバラだが、20万以上はもらえるでしょう。
ケース1)物価が高い地域
700万円のサラリーマンがいて、毎月100万円貯蓄できる人がいたとします。
給与700→1000万円
支出600→400万円
駐在期間5年
(1000-400)×5年=2000万円
中古のマンションや一戸建てなら買えますね。
ケース2)物価が安い地域+ハードシップが高い
給与700→1100万円
支出600→300万円
駐在期間5年
(1100-300)×5年=4000万円
これなら、地方で一戸建て、夢じゃないですね!

お金を貯めるのも大事だが、現地にお金を使って地域に貢献することも駐在員の仕事。
せっかくの駐在期間にいろいろな旅行をするなど、楽しみも必要じゃ!
以上のように、海外駐在員の大きなメリットである給与について説明しました。
今の会社でチャンスがある人はそれに邁進するべきですが、もし今のあなたの会社でチャンスがないなら、転職して海外駐在を目指すのも一つのキャリア戦略です。
海外駐在の求人はしっかりしたスキルをアピールする必要があるため、ハイクラス求人に特化した転職エージェントを選ぶことは絶対条件です。
海外駐在に強いおすすめの転職エージェント7社|キャリアアップを目指すあなたへの記事で海外駐在に強いエージェントを解説しています。
海外駐在だけではなく、年収アップを掴むチャンスにもなりますので、まずは転職エージェントに登録して、あなたの市場価値を調べてみましょう。

記事の最後に海外駐在を目指す人へ。
必要なことは、『グローバル人材であること』を日々社内でアピールする必要があります。
<グローバル人材の要件>
- 語学力・コミュニケーション能力
- 主体性・積極性、チャレンジ精神、協調性・柔軟性、責任感・使命感
- 異文化に対する理解と日本人としてのアイデンティティー
このグローバル人材の登竜門が英会話力です。
もし、あなたが海外駐在を目指しているなら、すぐにでも英会話能力を高める必要があります。
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