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海外赴任を断る|判断基準を3つの検討STEPで徹底解説【単身/家族帯同も解説】

海外赴任を断る人

質問者
質問者

海外赴任の打診があったんだけど、行きたくなかったら断っていいですか??

海外で働いてみたいという人もいれば、海外なんて絶対嫌という人もいます。

ただし、打診を断ることのリスクがわからず、会社の命令だからと渋々受け入れる人も少なからずいるでしょう。

本当にそれが幸せな決断なのでしょうか。

今回の記事はこのような人に書いています。

  • 海外赴任の打診があってから、いますぐ断りたい人
  • 将来、海外赴任したくない人
  • 家族を帯同するかどうか悩んでいる人

あなたの人生を左右するかもしれない海外赴任の打診、しっかり判断するために解説していきます。

僕自身も一度、海外赴任の打診を断った経験がありますが、うまく対処して、また機会をもらいました。

注意点:打診と辞令/内示は意味が違う

今回の記事は辞令や内示の前の意思確認の段階での打診について記載しています。
辞令や内示は業務命令なので、断った場合は懲戒の可能性があります。

結論|海外赴任を断る時はメリットとリスクで総合判断、それでも嫌なら断ろう

海外赴任の決断をする

単純に”行きたくないから断る”は、あまりにもリスクが大きすぎます。

海外赴任は人生の一つの岐路ですので、後悔のない判断が重要です。

しっかりSTEPを踏んだうえで、総合的な判断をすべきです。

<検討STEP>

  • あなたが海外赴任を断りたい理由を分析すること
  • 海外赴任のメリットをしっかり認識すること
  • 断った時にどのようなリスクがあるかを把握すること

それでも断りたいなら、どんなリスクがあっても後悔しないはずです。

STEPに沿って、解説していきます。

海外赴任を断る理由

海外赴任を断る理由

打診された赴任国に不満があるケース

理由としての妥当性・・・★☆☆☆☆

アメリカやヨーロッパなら行ってもいいけど、インドやブラジルは嫌。
その気持ち良くわかります。

ただし、インドにはインドの良さ、ブラジルにはブラジルの良さがあります。

より過酷な国に赴任する場合には、それ相応のインセンティブ(見返り)があります。
それについては、後程で解説します。

英語が喋れないケース

理由としての妥当性・・・★☆☆☆☆

英語が喋れない、自身がないから海外赴任は嫌という人も多いでしょう。

これも良くわかります。

ただし、英語は習得できます。逆に言えば、英語を習得するチャンスでもあります。

しっかり英語を喋れるように努力すれば、赴任中にネイティブと普通に会話できるようになりますから安心して下さい。

英語で悩んでいるなら、こちらの関連記事を読んでください。
参考記事:海外駐在の英語|TOEIC400→800点の僕が教える本当に必要な英語力
▼今すぐ英語学習をしたい人:海外駐在員のためのDMM英会話のススメ【現役駐在員の結論】

嫁・子供がついてこないケース

これについては、様々な場合分けが必要です。
なぜ嫁・子供がついてこないかを深堀しましょう。

ケース1)嫁の仕事が辞めれない

理由としての妥当性・・・★★☆☆☆

会社としては嫁の仕事を辞めさすわけことはできませんが、単身赴任という選択を迫られることになります。

ケース2)子供の現地の教育環境が整っていない

理由としての妥当性・・・★★☆☆☆

これも同様で、単身赴任という選択を迫れることになるでしょう。

ケース3)家族・本人に健康上の懸念がある

理由としての妥当性・・・★★★★☆

これはかなり断る理由としての妥当性は高いでしょう。

親の介護が必要なケース

理由としての妥当性・・・★★★★☆

これは断る理由として妥当性が高いでしょう。

家族を帯同するかどうかの判断について

家族を帯同するかどうかのポイントをもう少し解説します。
関係ない方は、次の目次へスキップしてくださいね。

奥さんの仕事

共働きの場合、奥さんの今の仕事を辞めるかどうかを考える必要があります。(逆に旦那の場合も同様)

職場によっては、配偶者に帯同するための休職制度を設けている職場も多いですから、まずは職場の制度をしっかり確認します。

海外赴任は数年、奥さんの仕事は数十年なので、奥さんの今後のキャリア・人生設計をしっかり考えたうえで判断しましょう。

妊娠・出産

次に大事なことは子供を授かる計画についてです。

海外赴任するとなると、海外で出産するか、日本で出産するかの奥さんの希望を話し合っておきましょう。

<海外で出産する場合>

・現地での医療体制、お母さんを海外に呼び寄せてサポートしてもらえるか、旦那も仕事を休んでサポートできるか

<日本で出産する場合>

・国内での産前産後の住居、親族のサポート、出産後の再渡航のスケジュール、旦那の一時帰国可否

<妊活中の場合>

・海外で妊活治療できるかどうか、費用はいくらか

子供の現地校・日本での入学タイミング

帯同する場合は、現地の学校を調べる必要があります。

英語圏外の場合は、言語選択を含めて考えれなければいけません。
現地にインターナショナルスクールや日本語学校・補習校があるかどうかも、しっかり検討しましょう。

また、あなたの任期と、子供の学校の入学のタイミングは整理しておきましょう。

子供が帰国後にスムーズに日本の学校生活に慣れさせるためには、タイミングよく帰国させてあげる必要があります。

赴任する国の生活水準・治安

日本の生活水準は非常に高く、大変便利な国である一方、海外では不便さを感じることが多く、また治安への不安もあります。

家族を帯同すれば、それだけ不便さや被害に合う可能性が高まります。

海外での治安と予防行動については海外の危ない国で気を付けるべき行動を徹底解説の記事を参照ください。

まとめ:家族の帯同するかどうか

判断基準すべきポイントは上述の通りですが、家族の海外適性・ストレス耐性も考えましょう。

海外生活を楽しめるかどうかは、社交性や積極性も重要になります。実際に海外生活が合わずにホームシックになってしまう家族も多いのは事実です。

冷静に判断することと、最後におすすめしたいのは、家族はやっぱり一緒にいるのが大事です。
家族一緒にいれば、どんなことでも乗り越えられると信じています。

海外赴任を断る前に、メリットをしっかり認識すること

海外赴任のメリット

断る理由を先に述べましたが、海外赴任におけるメリットもしっかり理解しておきましょう。

メリット1;給与が増える

海外赴任した場合、一般的には給与は1.5倍以上になります。

また、様々な手当がつきますし、インドやブラジルなどの地域に赴任する場合はハードシップ手当などの追加手当もつくケースが多いです。

▼関連記事:【完全版】海外駐在員の給与を徹底解説!家が建つはホント!?

メリット2:出世コースに乗れる可能性がある

海外赴任すると、現地でのポジションは2階級ほど上がり、自ずと会社の経営層への露出が増えますので、アピールする絶好のチャンスです。

また現地でのマネジメントやビジネスを通じて、スキルアップする大きなチャンスにもなります。

▼関連記事:海外駐在員がエリートコースで出世する6つの理由と落とし穴

メリット3:本人や家族の英語力を上げるチャンス

海外赴任は英語力を伸ばす最適のチャンスです。

半年も現地で暮らしていれば、聞き取れなかった現地のネイティブ発音も徐々に理解することができるでしょう。

子供達が小さいときに英語環境で育てることができれば、英語を武器に将来社会で活躍できるかもしれませんし、あなたと同じ苦悩を与えなくてすむでしょう。

海外赴任を断るリスクを考える

海外赴任を断るリスク

最後に断った時のリスクを考えておきましょう。

こちらは僕の感覚でリスク度を記載していますが、会社や上司によっても大きく異なりますので、ご自身の立場で想像してみてください。

リスク1.次の海外赴任のチャンスが回ってこない

リスク度・・・★☆☆☆☆

一度断ってしまえば、次のチャンスが回ってこない確率はかなり上がるでしょう。

ただし、断る理由の妥当性次第では、再度チャンスが来る可能性もあります。

リスク2.出世が遠のいてしまう

リスク度・・・★★★☆☆

海外赴任に選ばれるということは、社内的に期待されていることの証でもあります。

あなたの将来を期待して、チャンスを与えている可能性は高いでしょう。

それを断るということで、将来の不遇が生じる可能性はあります。

リスク3.上司との関係性がこじれる

リスク度・・・★★★★☆

上司は会社から次の海外赴任のポストを決めるように指示されて、あなたに打診をしています。

期待を込めてチャンス与えているかもしれませんし、誰でもいいから早く納期までにポストを決めねばという義務感かもしれません。

いずれにしても、断ることで少なからず上司との関係性が悪化する可能性はあります。

そうなると、普段の業務への影響度は計り知れません。

それでも断るなら、感情的にならずに論理的に断ろう

海外赴任を断るときは論理的に

以上のように、断る理由の妥当性、海外赴任のメリット、断った後のリスクについて説明しました。

それらを総合的に理解した上で、それでも断るかどうかを判断しましょう。

断るうえで気を付けなければいけないのは、断る理由としての妥当性が低いほど断った時のリスクは高くなります。

そのため断る時にはしっかり論理武装をしてから断りましょう。

あまりにも自分勝手、妥当性に欠けるような理由では、会社や上司は納得いかず、将来の不遇のリスクが拡大します。

海外赴任を断った後は、人生設計を再度考え直す良い機会

海外赴任を断った後には人生を考えるチャンス

もしかすると、あなたが断ったことで将来のチャンスや不遇が生じるリスクは残るでしょう。

それでも総合的に判断した結果断るのであれば、それが最良の答えです。現時点で後悔はないでしょう。

ただし、将来のリスクに備えて、今からでも準備をするのが良いのかもしれません。

転職活動をする

今の会社では、あなたのキャリアプランを描けない可能性があります。

それならそれで、いいじゃないですか。
今の会社があなたのすべてではないんですから。

ほかの会社を見てみる良いチャンスです。今の待遇よりもいい会社があるかもしれません。

▼参考記事:駐在員が海外から転職活動はできるか、実際にJACリクルートメントと面談してみた結果

副業を始める

今の会社では、これ以上出世できずに給与も頭打ちになるかもしれません。

だったら、副業で稼ぐ準備を始めてみたらどうですか。

副業と言っても、たくさんありますので、あなたが最適なものを選べばよいですが、青天井で稼げる可能性のあるブログには夢があります。

僕自身も海外赴任中にブログをはじめました。

▼参考記事:単身赴任のお父さんがブログを始めると、会社の辞令は怖くなくなる【海外駐在員必見】

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