
華やかなイメージで、楽しい海外生活を思い描いていたのに。。
海外赴任の現実はつらく、すぐにでも日本に帰りたいと感じる人も多いのではないでしょうか。
慣れ親しんだ日本から離れて、勝手のわからない駐在生活をするということは、それなりに苦戦が伴います。
また、海外に来たばっかりは、モチベーションも高く頑張っていても、毎日同じ生活を繰り返してるうちに、どんどん気持ちが下がっていきます。
今回は海外赴任がつらくなってしまう原因と、その対策について解説していきます。
本日のコンテンツ

言語が違うことの大変さは、一回海外に出てみて体験してみないと実感がわかないものです。
日本で想像している何倍も、海外で言語環境の違いの苦しみを感じることでしょう。
知らない海外では、何をするにしても聞かないとわからないことが多くなりますので、何かをしようとするときに必ず、言語が喋れない苦痛を感じます。

言語が通じないと、どんどん外に出るのが億劫になって、ひきこもりがちになってしまうぞ!
駐在員は現地での仕事以外にも、日本への報告や打ち合わせなども多く、時差から早朝や夜中まで拘束されてしまうことが多いです。
また、現地での駐在員のポジションは日本に比べて2段階ほど上がるケースが多く、重責とプレッシャーもけた違い。
現地での責務を果たすだけではなく、日本本社からの期待にも応えなければいけません。

駐在員は2足のわらじを履いているのじゃ!
文化の違いも大きく、日本での当たり前が通じません。
<日本人の文化やマナーの例>
- 食事の作法を意識する(食器は持つ、頂きますの挨拶をする)
- 公共の場ではマナーを重視する(電車では静かにする)
- 全般的に、空気を読む
こういうところで、いちいちなんで現地の人は!なんて腹を立てていると疲れてしまいます。
それを強要するなんて、無理な話です。
<逆に日本人が海外でよくあるNG行動>
- すれ違いざまの挨拶をしない
- 目を見て話をしない
- 扉の開け閉めは他人を優先する
- 女性ファーストができない
逆に、海外現地のあたりまえを私達は理解できずに、現地人から遠ざけられてたり、馬鹿にされるケースも実際にあり、思った以上に精神的に疲弊します。

アジアンヘイトクレイムの被害に合う日本人も残念ながらいるのじゃ。
日本人の便利さへの追求心は、世界でも突出しています。
- コンビニエンスストア、自動販売機
- 簡単に入れるご飯屋(牛丼屋、カレー、ラーメン屋)
- バス、地下鉄、電車などの移動手段
- 漫画喫茶、スパ、マッサージ、パチンコ、ゲーセンなどの立ち寄り所
現地のテレビや映画なども、言語が違うので、全く見る気になりません。

便利な生活に慣れている日本人には、不便な海外生活はつらいのぉ。
インスタやブログなどで、華やかな駐在生活のイメージがありますが、平日は非常に地味で、毎日同じことの繰り返しです。
<日本だったら平日でもやれること>
- 友達と会う
- 習い事をする
- スポーツをする
- 買い物やおいしいレストランを探す
海外でももちろんできることも多いですが、日本と同じ暮らしは求めることはできません。

海外の治安や安全面からも、日本のように気軽に夜で歩けない国も多いぞ!
日本にいる友人や家族とも会えませんし、ラインや電話する機会も減るでしょう。
特に家族を日本に残留して、単身駐在する人は奥さんや子供と離れ離れになり、寂しい思いをしますし、家族にも寂しい思いをさせてしまっていると落ち込んでしまいます。
また、駐在妻も、旦那や子供を見送った後に、日中やることがなく、ホームシックになってしまう人も多いです。
社内外の日系企業の駐在員とその家族の日系コミュニティーが存在する地域が多くありますが、それはメリットの反面、デメリットを生み出すことも多いです。
メリット | デメリット |
・現地のことを教えてもらえる ・奥さんや子供に日本の友達ができる ・家族ぐるみの付き合いができる ・休日、平日に一緒に遊べる | ・旦那の会社の役職に左右されて、偉そうな人も多い ・気がある人ばかりではない ・平日や休日の集まりが半強制的で断りにくい ・コミュニティーの掟やルールがあって面倒 |
そういう人間関係で疲弊してしまう駐在員とその奥さんをよく見てきました。

会社からの辞令で仕方なく。という人も多いかもしれませんが、後追いでも海外赴任した目的や理由があるはずです。
<海外赴任の目的・目標>
- 海外赴任の4年間で1000万円溜めて、マイホームの頭金にする
- 海外赴任中に結果を出して、社内で昇格する
- 現地で英語を勉強して、TOEICを700点以上にする
- 海外での仕事経験を活かして、転職してキャリアアップする
当初の目的をしっかり思い出し、もう一度自分自身を奮い立たせましょう。
今の会社がすべてではありません。けど、いきなり無職になるわけにもいきません。
今すぐ辞めれなくても、海外にいるうちから『転職エージェント』に登録して、転職先選びを始めておくべきです。
海外駐在員であれば、ハイキャリアでの転職先が見つけやすく有利です。
僕自身も海外駐在中に転職エージェンシーと面談しましたが、今より良い待遇の良い企業を紹介頂きました。
もし帰任後の望んでいるキャリアが描けなかったり、海外駐在が嫌になった場合の安心材料ができたことで、今の仕事にも前向きに取り組めますし、少し強気な発言もできるようになりました。
登録すべき『転職エージェント』を海外駐在員目線で僕なりにまとめています。
海外駐在に強いおすすめの転職エージェント7社|キャリアアップを目指すあなたへの記事を読んでみてください。

海外がつらい理由の根本的は、言語の壁です。
言語が喋れるようになると、どんどん海外生活が楽しくなります。
言語(英語)を学ぶ
↓
積極的に行動する(会話・外出など)
↓
自分の言葉が通じて自信がつく
↓
どんどん言語習得が楽しくなる
言語(英語)を学べば、つらい海外生活を楽しいものに変える最高の手段になります。
▼参考記事
海外駐在員のためのDMM英会話のススメ【現役駐在員の結論】

サラリーマンが働く理由の一番は「生活のため」です。

それは、我々サラリーマンは会社に依存しているからです。
会社に依存しない人生のために、副業を始めてみましょう。
僕自身も、海外赴任中にこの駐在王ブログを立ち上げています。
もしかすると、つらい海外赴任の辞令がまた来るかもしれません。
その時に「NO」といえるように、副業を始めて会社から自立しませんか。

以上、対処法についても解説しましたが、つらいなーと思ったら、放置せずに行動を起こしましょう。
行動を起こすことで、今のつらさを緩和することにもなりますし、本当にもう精神的に持たないという時の助けになります。
あなたの原因を見つけて、対処するよう関連記事を読んでみてください。
関連記事を読むより、今すぐ行動したい人はここから↓